相鉄5000系

相鉄5000系 
1955年12月に相鉄初の自社発注車として車体構造にボディマウント方式を取り入れ、駆動方式に直角カルダン駆動を採用した高性能電車として製造され、相鉄で唯一発電ブレーキを搭載した車両でした。
1972年より輸送力増強と車体の近代化を図るため走行機器を流用し、軽量化されたアルミ合金製の車体へ車体更新を行ない5100系として再登場し、側窓も従来の2段窓から1段下降窓となり日本では初となる自動窓を採用しています。
1988年12月より3000系で行なわれていたVVVFインバータ制御試験での実績を基に、東急車輛にて改造が行なわれVVVFインバータ制御となり、制御装置に東洋電機製のGTO初期型が採用され形式も再び5000系となりました。
2005年に全車運用を離脱し5051×10Rが3月に廃車・解体され、5053×10Rは5月に運用復帰しましたが、JR東日本E233系をベースとした11000系による置き換えで2009年2月11日のさよなら運転をもって引退が決まりました。
走行音は早朝・深夜帯に設定されているいずみ野線内のみを運転する列車で収録したもので、始発の二俣川駅を5時28分に出発し早朝でまだ他社線との接続があまり行なわれていない時間帯だったので、車内は貸切状態で収録する事ができました。

いずみ野線603列車:各停 二俣川-湘南台(モハ5053)17分05秒 2008.12.7収録
32Kbps 4.03MB ストリーミング再生

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VVVFインバータ制御装置

動力台車

付随台車

車内

LED・マイコンを使用した
路線案内表示器

自動窓開閉ボタン

自動窓開閉ボタンと扇風機
スイッチ併用タイプ


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